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楽しい発注(初心者向け)

カメラマンに仕事を頼む上でよくわからないと言われることの一つにお金のことがあります。働く業界が違うとお金に関する常識も違うので、なんとなくこうしておけばいいと思うよというのを書いておきたいと思います。

1. いつもやっている仕事で予算が決まっている場合

インタビューカットとポートレートが必要で、○月○日の12時〜14時で場所は大井町の○○。予算は4万円+税なんだけどスケジュールどうですか?

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ご連絡ありがとうございます!

その日は撮影可能なのでその時間に伺いますね。

​よろしくお願い致します。

2. 予算がないけどカメラマンに撮って欲しいぜ!という場合

お店で出すご飯を美味しそうに撮りたいんだが頑張っても3〜5万くらいしかねえ!なんとかしてくれ!

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ふむふむ、それならライティング機材を使わず現場の光で撮れば安くできそうですよ、あとはイメージのバリエーションを増やさず揃えていけば予算に収まるかも、どうでしょう?

それでいいぜ!orそれじゃイメージと違うから自分で撮ってみるぜ!

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3. 予算がたくさんあるのでイメージを追求したい場合

商品の広告で使う写真が欲しいです。

​スタジオでシャキッとしたライティングでお願いできればと思っているのですがいかがでしょうか?

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ご連絡ありがとうございます。

承知しました、まずは打ち合わせしましょう!

はい、候補日をいくつか出しますね〜。

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なんか上手くいかないときのすれ違い

クライアントによって大きく二つのお金の考え方があります。

1. レストランのように注文に応じて金額が変わっていく。(成果物タイプ)

2. 拘束時間によって金額を決めてある。(時間タイプ)

大きく分けてこの二つがあるかと思います、基本的には1のお客さんが多いのでカメラマンはそのつもりで動いていることが多いです、発注するときに時間で頼んでると思って現場で追加の撮影を指示して微妙な空気が流れたというクライアントやカメラマンにあったことがあります。

発注のときに成果物に対する料金なのか、拘束時間による料金なのかスッキリしておくといいかもしれません。

ちなみに安くしやすいのは、撮るものをしっかり決めておく成果物タイプで、時間タイプの方は現場で撮影するものが増えても対応できるようにしないといけないのでその分の料金を織り込む必要があるためです。

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